本屋さんごっこ

「見習い店員」の好みと趣味で、本を紹介。ある人には便利、ある人には全然役立たず、間違いなし。
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冷や汗初東野は、濃厚で魅惑的だった。
JUGEMテーマ:読書

2008年 新年明けましておめでとうございます。
久しぶりに記事を書きました。同僚にすすめられて読んだ見習い店員の初東野が、「幻夜」でした。読み終えてから、初は「白夜行」にして、次を「幻夜」にすればよかったのかも…と思いましたが、実は解説を読むまでこういうつながりであることをすっかり忘れていた見習い店員。また、物語としても「幻夜」だけを読んでも、置いて行かれた感はなく、ひとつの物語としてしっかりしていたので、これは、これで、またよい。

幻夜
4087461343東野 圭吾
集英社
2007-03売り上げランキング : 3641
おすすめ平均star
starせつなくなります
starなんとも言えない嫌悪感
star悪女
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阪神淡路大震災から始まったのが、衝撃でした。読みながら、テレビの向こうで火災の煙が狼煙のごとく次々とあがる神戸の町、東京大空襲後の光景はこんなであったに違いないと思わせる壊滅的な街の姿が、脳裏に甦りました。
「単なる謎解きに終わらせたくない」という東野氏の思惑通り、推理小説の枠を超えた人間ドラマであり、最後の結末に、はっきりとはあかされなかった真相(最後の事件の動機・意図)に思いをめぐらせました。
すごく、面白かったです。ただ、最初の人間くささとたくみに周りを自分のために引き寄せ使い捨てていく姿にくらべ、終わりのほうの美冬には、少し現実味(リアリティ)がなくなってきたように思いました。これは、美冬の生涯の目的について、なぜそこに美冬が固執し追い求めているかという、おそらく狂おしいほど欲している思いについて、掘り下げられていないためと思います。なぜにそこまでするの、ということが解らないので、悪女の魅力が薄れたように思ったのでした。もしかしたら、このあたりは、「白夜行」にあるのかしらん?
| 東野 圭吾 | 20:57 | comments(0) | trackbacks(0)
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